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RSIの設定値は14でいい?短期・中期・長期の違い

RSIの設定値(期間)=計算に使うローソク足の本数。標準は14。短くすると敏感、長くすると滑らか。14で足りるのか、短期・中期・長期でどう変えるかを手順として整理する。

Author GRID 編集部
Updated 2026.06.04
Read 6分

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01 — 設定値の基本

RSIの設定値とは、指標の計算に使う直近ローソク足の本数(期間)のことだ。標準値14が広く使われる背景には、このオシレーターを考案したJ.W.ワイルダーが著書で14を採用した経緯があるとされる。以降、多くのチャートツールが初期値を14に固定してきたため、事実上の標準規格として機能している。まず14で観察するのは、この共通基準に目を合わせる手順だ。

期間を短くすると、RSIは直近の値動きに敏感に反応し、買われすぎ・売られすぎの水準に到達する回数が増える。サインは増えるがダマシも増える。逆に期間を長くすると線は滑らかになり、サインは減って反応は遅れる。短期は9、大きな流れは25前後が使われるが、いずれも敏感さと滑らかさのトレードオフ上にある。正解の数値は一つに定まらない。

重要なのは、数値合わせより一貫性と検証だ。結果に合わせて期間を調整し続けると、過去にだけ適合する過剰最適化に陥る。期間を変えたら過去チャートで検証してから採用し、確定後は固定して同一基準で運用する。ダイバージェンスの判定も、期間がぶれれば比較不能になる。設定値は感度の調整パラメータであって、勝敗を決める数値ではない。

POINT
期間変更は感度の調整。正解の数値は一つに定まらない。要件は一貫して同じ基準で運用すること。
注意 / WARNING
結果に合わせて期間を変え続けると過剰最適化になる。変更の効果は過去チャートで検証してから採否を決める(how-to-backtest 参照)。
用語 / TERM
期間=RSIの計算に使う直近ローソク足の本数。日足14なら約14日分が対象。

02 — 期間を選ぶ手順

1
まず標準の14で観察する
判断基準を固定する。多くのツールの初期値は14。最初は数値を動かさず、値動きとRSIの対応を観察して目を慣らす。
2
時間軸と目的に合わせて調整する
短期売買は9などで敏感に、大きな流れは25前後で滑らかに。敏感さはダマシ、滑らかさは遅れというトレードオフを前提に、目的に合う側を選ぶ。
3
変更したら過去チャートで検証してから使う
頻繁に切り替えない。結果に合わせた数値調整は過剰最適化。変更後は過去チャートで検証し、基準を満たしたら固定する。

03 — 期間ごとの整理

期間特徴向くとされる場面
9(短め)敏感。サインは増えるがダマシも増えやすい短い時間軸の補助
14(標準)感度と滑らかさのバランス最初の既定値
25(長め)滑らか。サインは減り反応は遅れる大きな流れの確認

期間を変えるより、同じ期間で見続けることが先。数字合わせは検証の後に回す。

04 — よくある質問

期間はどこで変更する?
手順は、RSIを表示後にインジケーター設定を開き、「期間」または「Length」の数値を書き換える。初期値は14が多い。表示手順はTradingViewの記事に記載。
9と14はどちらがいい?
優劣は一概に決まらないとされる。9は反応が速くサインが増える一方でダマシも増える。14は感度と滑らかさのバランス型。目的と時間軸で選定する。
長期投資なら期間も長くすべき?
期間を長くする必要は必ずしもないとされる。時間軸を週足・月足に上げれば、期間14のままでも長期視点になる。伸ばすか否かはサイン数と滑らかさの優先度で判断する。
期間を変えたら70・30も変える?
70・30をそのまま使う運用は多いが、感度が変わるため過去チャートで水準の適合度を確認するとよいとされる。水準は固定の正解ではなく、相場や期間に応じて見直す。
KEY TAKEAWAYS / まとめ
01標準14はワイルダー由来。まずこの基準で観察する
02短いほど敏感でサイン増・ダマシ増、長いほど滑らかで反応が遅れる
03数値より一貫性と検証。変更後は過去で検証し、確定したら固定する
RSIの期間を決める手順
  • まず標準の14で観察する
  • 時間軸と目的で候補を絞る
  • 過去チャートで検証する
  • 決めたら固定して運用する
実際に設定を試す

設定値の意味を押さえたら、実チャートで期間を変え、挙動の差を比較する。

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