窓とは、隣り合うローソク足の間に生じる、取引のない価格帯のことである。ギャップとも呼ばれ、前日の終値から大きく離れて寄り付いたときにできる。強い需給の偏りを映すとされる。

前日終値が100円、当日の始値が105円なら、100円から105円の間が窓になる。同方向の窓が3回連続で開く形は酒田五法の「三空」と呼ばれ、行き過ぎの過熱状態として反転が近いサインとされる。

実務では、窓の位置を水準として意識する。窓は後日埋められることが多いとされ、窓埋めの動きを戻りの目安として観測する。ただし、窓を埋めずにトレンドが継続する場面もあるため、単独では判断しない。

よくある誤解は、窓は必ず埋まるという考え方である。窓埋めは傾向として語られるもので、確定的な法則ではない。強いトレンドでは窓が支持や抵抗として機能することもあり、埋まらないまま進むことがある。