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資金管理の基本|まず守るのは資金
資金管理。利益を狙う前に、資金を減らさない仕組みを定義する作業。1トレードで失ってよい額を先に決め、それを超えるリスクは取らない。許容損失の計算式とリスク率の設定基準を記述する。
01 — 資金管理の基本
資金管理は、利益を狙う前に資金を減らさない仕組みを作る作業だ。中核は1点:1トレードで失ってよい額を先に決め、それを超えるリスクは取らない。許容損失は「資金 × リスク率」で算出する。資金100万円・リスク率2%なら上限は2万円。勝率や手法の前に、この上限を固定することが順序になる。
リスク率は1〜2%が一般的な目安。率を上げるほど1回の損失額は増え、連敗時の資金の減りも急になる。資金は減るほど回復に必要な利益率が跳ね上がる——10%減なら約11%、50%減なら100%の利益が必要だ。だからまず守る。許容損失の固定は、相場で生き残り続けるための最初の罫線になる。
POINT
「いくら儲けるか」より「1回でいくらまで失ってよいか」を先に決める。これが資金管理の順序。
注意 / WARNING
1トレードのリスク率を5%以上に上げると、連敗が続いたとき資金回復が急速に難しくなる。
用語 / TERM
リスク率=1トレードで失ってよい資金の割合。資金全体に対する一定%で管理するのが基本。
FORMULA
1トレードの許容損失 = 資金 × リスク率
資金100万円・リスク率2%なら、許容損失は2万円。1回の取引で失ってよい上限額がこれで定まる。勝率や手法より先に、この上限を固定する。
02 — 許容損失を決める3ステップ
1
総資金を確定する
投資に回す資金の総額を1つの数字で把握する。生活費や予備資金は分離し、失っても生活が崩れない範囲のみを対象にする。
2
リスク率を決める
1トレードで資金の何%まで失ってよいかを先に定める。一般に1〜2%が目安。これが許容損失の上限になる。
3
許容損失を計算する
資金 × リスク率で1回の上限額を算出する。以降のエントリーは、すべてこの金額を超えない範囲で組む。
03 — リスク率別の比較
リスク率1トレードの許容損失(資金100万円)20連敗時の残資金(概算)
1%1万円約82万円
2%2万円約67万円
5%5万円約36万円
“
守るべきは利益ではなく、次の取引を続けられる資金そのものだ。
04 — よくある質問
リスク率は何%が正解?
正解はないが、初心者は1〜2%が無難。率を上げるほど1回の損失は大きく、連敗時の資金の減りも急になる。まず低めに固定し、検証してから調整する。
資金が少なくても必要?
資金が少ないほど必要。1回の損失で大きく削られると立て直しが難しい。額の大小に関係なく、許容損失を割合で管理する習慣が土台になる。
KEY TAKEAWAYS / まとめ
01資金管理は利益より先に、許容損失の上限を決める作業
021トレードの許容損失 = 資金 × リスク率で固定する
03リスク率を上げるほど連敗時の資金の減りは急になる
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