基礎 /ローソク足 /ピンバー・ハンマー・流れ星|ヒゲの長いローソク足の見方
ピンバー・ハンマー・流れ星|ヒゲの長いローソク足の見方
ピンバーとは、実体が小さく一方向に長いヒゲを持つローソク足である。長いヒゲは、価格がその方向へ一度伸びたのち押し戻された事実を示す。反転の目安として用いられ、ハンマー・流れ星・十字線もヒゲの長い足に含まれる。出現した場所により、反発・反落・迷いのいずれを示すかが定まる。
01 — ヒゲの長い足の基本
ピンバーとは、実体が小さく一方向に長いヒゲを持つローソク足である。長いヒゲは、価格がその方向へ一度伸びたのち押し戻された事実を示す。行って、戻された——その往復がヒゲの長さとして記録される。
同じヒゲの長い足であっても、出現した場所で意味が定まる。第一に、安値圏で下ヒゲが長ければハンマーであり、下落からの反発の目安。第二に、高値圏で上ヒゲが長ければ流れ星であり、上昇からの反落の目安。第三に、始値と終値がほぼ一致する十字線は買いと売りの均衡を示し、トレンドの転換を予兆する場合がある。
ただし、1本のヒゲで判断するのは適切でない。ヒゲの長い足はダマシも多く、次の足の確定と出来高による裏づけが基本である。ヒゲの向きと長さ、出現した場所、実体の小ささを順に確認し、確認の手順を経てから判断する。
POINT
定義: 同じ形でも出現した場所で意味が変わる。示唆: 安値圏の下ヒゲは反発、高値圏の上ヒゲは反落である。
注意 / WARNING
第一に、1本で判断しない。第二に、次の足の確定と出来高で裏づける。ヒゲの長い足はダマシも多い。
用語 / TERM
ピンバーとは、実体が小さく一方向に長いヒゲを持つ足である。ハンマーと流れ星がその代表である。
02 — 見分ける手順
1
ハンマー(安値圏の下ヒゲ)
下落局面ののち、安値圏で下ヒゲが長く伸びた足である。売られた価格が買い戻された事実を示し、下落からの反発の目安とされる。
2
流れ星(高値圏の上ヒゲ)
上昇局面ののち、高値圏で上ヒゲが長く伸びた足である。買われた価格が売り戻された事実を示し、上昇からの反落の目安とされる。
3
十字線(迷いのサイン)
始値と終値がほぼ一致し、実体がほとんど無い足である。買いと売りの均衡を示し、方向感の欠如および転換の予兆とされる。
03 — 型の整理
型形示唆とされるもの
ハンマー安値圏・下ヒゲが長い下落からの反発
流れ星高値圏・上ヒゲが長い上昇からの反落
十字線(ドウジ)実体がほぼ無い迷い・転換の予兆
“
長いヒゲは「行って戻された」事実である。どこで出たかが、反発か反落かを定める。
04 — よくある質問
ハンマーと流れ星の違いは?
ヒゲの向きと出現する場所が逆である。ハンマーは安値圏で下ヒゲが長く反発の目安、流れ星は高値圏で上ヒゲが長く反落の目安とされる。形が近くとも、ヒゲの伸びる方向で読み方が分かれる。
十字線は必ず転換する?
必ずしも転換しない。十字線は買いと売りが均衡した迷いのサインであり、トレンド途中の一服として現れる場合もある。次の足および出来高による裏づけが要るとされる。
どの時間軸で有効?
ヒゲの長い足はいずれの時間軸にも出現する。ただし短い足はノイズが多く、上位足ほどダマシが少ないとされる。判断の基準は上位足に置くのが手堅い。
ピンバーだけで売買していい?
単独での判断は避けるのが基本とされる。出現した場所・出来高・他の分析と併せて確認する。ヒゲ1本のみを根拠とすると、ダマシに巻き込まれやすい。
KEY TAKEAWAYS / まとめ
01ピンバーは一方向に長いヒゲを持つ足であり、押し戻された事実が反転の目安となる
02安値圏のハンマーは反発、高値圏の流れ星は反落、十字線は均衡と迷いを示す
031本で判断せず、出現した場所と次の足・出来高で裏づける
ヒゲの長い足を読む手順
- ヒゲの向きと長さ
- 出た場所(高値圏・安値圏)
- 実体の小ささ
- 次の足で確認する
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