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ローソク足パターン図鑑|11の型を図解で読む
ローソク足パターンとは、複数のローソク足の並びが作る「型」のこと。本図鑑は代表的な11の型を、転換・過熱・継続の3グループに分類し、各型の形・示唆・注意点を図解で記述する。分類の見取り図として使う。
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01 — 図鑑の使い方
ローソク足パターンとは、複数のローソク足の並びが作る「型」のこと。本図鑑は代表的な11の型を、形と示唆で並べた一覧である。使い方は暗記ではなく分類。「転換か、継続か、過熱か」の3つの問いに振り分ければ、11という数は多くない。
分類の手順はこうだ。転換グループ=三山・三川・ダブルトップ・ダブルボトム・包み足・はらみ足・明けの明星・宵の明星(トレンドの向きが入れ替わる)。過熱グループ=三空(同方向の窓が続いて行き過ぎる)。継続グループ=三兵・三法(一服しても同方向へ進む)。目の前の並びをこの3グループに割り当てるだけで、次に来る局面の当たりがつく。
型は単独では判断材料の一つにすぎない。完成前に確定させると後付けになり、ダマシに乗りやすい。手順を固定する——足の確定を待つ、出た場所と出来高で裏付ける、それから判断する。なお本図鑑の図解・解説は、出典リンクを添えていただければ引用歓迎です。型を学ぶ際の見取り図として活用いただきたい。
POINT
本図鑑の図解・解説は、出典として当ページへのリンクを添えていただければ、ブログ・SNS等で引用歓迎です。
注意 / WARNING
型の丸暗記は後付け認定の原因になる。値動きを型にこじつけない。手順は、形の完成→場所と裏付けの確認→判断の順で固定する。
用語 / TERM
型(パターン)=複数のローソク足の並びが作る、再現的な形。参加者心理が繰り返し生むとされる。
02 — 11のパターン図解
1
三山(さんざん)
定義:高値圏で3つの山を作って崩れる。示唆:上昇から下落への転換。対応:西洋のトリプルトップ。
2
三川(さんせん)
定義:安値圏で3つの谷を作る。示唆:下落から上昇への転換。対応:トリプルボトム。
3
ダブルトップ(M型)
定義:同じ高値で2つの山、間の谷(ネックライン)を割る。示唆:天井からの転換。
4
ダブルボトム(W型)
定義:同じ安値で2つの谷、間の山を上抜く。示唆:底からの転換。
5
包み足(つつみあし)
定義:前の実体を丸ごと包む足。示唆:安値圏の陽線=上昇転換、高値圏の陰線=下落転換。
6
はらみ足(はらみあし)
定義:大きな足の値幅内に小さな足が収まる。示唆:高値圏・安値圏いずれでも転換の予兆とされる。
7
明けの明星(あけのみょうじょう)
定義:大陰線→小さな足→大陽線の3本。示唆:安値圏の底打ち。
8
宵の明星(よいのみょうじょう)
定義:大陽線→小さな足→大陰線の3本(明けの明星の逆順)。示唆:高値圏の天井。
9
三空(さんくう)
定義:同方向に窓(空)が3回連続で開く。示唆:行き過ぎと反動、過熱の反転が近いとされる。
10
三兵(さんぺい)
定義:同方向のローソク足が3本連続。示唆:トレンドの強さ・継続。
11
三法(さんぽう)
定義:大きな足→保ち合いの小さな足→再び大きな足。示唆:一服後のトレンド再開。
03 — 型の分類
グループ型示唆とされるもの
転換(天井)三山・ダブルトップ・宵の明星上昇から下落への転換
転換(底)三川・ダブルボトム・明けの明星下落から上昇への転換
転換(両方向)包み足・はらみ足直前の流れと逆向きへの転換(高値圏=天井・安値圏=底)
過熱三空行き過ぎと反動
継続三兵・三法トレンドの継続・再開
“
型は暗記ではなく分類で覚える——「転換か、継続か、過熱か」の3つの問いに畳めば、11は多くない。
04 — よくある質問
一番信頼できる型は?
型に一律の優劣はないとされる。判定要素は、出た場所(高値圏・安値圏)と出来高・水準の裏付けの2つ。この条件次第で示唆の確度は変わるため、特定の型を万能とは扱わず、状況とセットで評価する。
型はどの時間軸で有効?
型はどの時間軸でも出現する。ただし上位足(日足・週足)ほどノイズが少なく、示唆が安定しやすいとされる。短い時間軸ほどダマシが増えるため、基準は上位足の型に置く。
西洋のパターンとの対応は?
対応表:三山=トリプルトップ、三川=トリプルボトム、包み足=エンゴルフィング、明けの明星=モーニングスター。多くの型が西洋パターンと対応するとされる。呼称が異なるだけで、捉える形と心理は同一に近い。
型が完成する前に動いていい?
足の確定前は形が変わりうるため、確定を待つのが基本とされる。途中で型に見えても、終値までに崩れる例は多い。完成を待つと執行は遅れるが、ダマシに乗る確率は下がるとされる。
KEY TAKEAWAYS / まとめ
01ローソク足パターンは複数の足の並びが作る型で、転換・過熱・継続に分類できる
0211の型は「転換か、継続か、過熱か」の3つの問いで整理すると覚えやすい
03型は場所と裏付けとセットで読み、完成を待って単独判断を避ける
型を実戦で使う手順
- 型の完成(足の確定)を待つ
- 出た場所(高値圏・安値圏)を確認する
- 出来高と水準で裏付ける
- 単独で判断しない