ロットとは取引数量の単位のことである。FXでは1ロット=10万通貨とされることが多いが、市場や業者によって定義は異なる。同じ値動きでもロットが大きいほど損益の振れも大きくなる。

数量は「許容損失額 ÷ 損切り幅」で逆算する。許容損失が2万円、損切り幅が1通貨あたり1円なら2万通貨、0.5円なら4万通貨となる。損切りが遠い取引ほど持てる量は自動的に小さくなり、どの取引でも失う額が揃う。

実務では、エントリーの前に損切り位置を確定し、そこから数量を計算する順番を守る。幅を広げたいなら数量を減らす。レバレッジを上げて数量を増やすのではなく、許容損失から逆算するのが資金管理の基本とされる。

よくある誤解は、ロットを小さくすればリスクがなくなるという考え方である。損切り幅が広ければ、小さいロットでも損失額は大きくなる。感情的になりやすいと感じるなら、ロットが大きすぎるサインと解釈されることもある。