トレンドとは、価格が一定方向へ継続的に動く状態のことである。上昇・下降・横ばい(レンジ)の3種類があり、高値と安値を切り上げ続ければ上昇、切り下げ続ければ下降と判定する。

判定には移動平均線やMACDを使う。価格が移動平均線の上にあり、線が上向きであれば上昇トレンドの目安になる。短期線が長期線を上回っているかも方向を確認する材料になり、ADXが25以上ならトレンドが強いとされる。

実務では、トレンドの判定を手法選択の起点にする。トレンドが出ている局面では、押し目を待つ順張りや移動平均に沿った追随が機能しやすい。逆にレンジでは、水準の反発を狙う発想へ切り替える。

よくある誤解は、トレンドが一直線に続くと考えることである。実際には押しや戻しを挟みながら進み、移行期には方向感が失われる。途中の下げを押し目と呼ぶが、トレンドが崩れた下げは押し目ではない。